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- ZIPPOライターの手入れ方法
ZIPPOライターはフリントなどの消耗品を交換したり、燃料のオイルを注入したりすることで半永久的に使えます。また、ウィック(芯)や中綿を交換するなどのメンテナンスを行うことで長く快適に使用でき、道具としての愛着も一際強まることでしょう。
手入れに使う道具
ZIPPOライターのメンテナンスに必要な道具、あると便利な道具を紹介します。
- 交換用オイル・・・ZIPPO社純正のものが販売されています。
- 交換用フリント・・・ZIPPO社純正のものが販売されています。
- 交換用ウィック(芯)・・・ZIPPO社純正のものが販売されています。
- 綿棒・爪楊枝・・・汚れを落とすのに使用。細部の汚れを落とす時に便利です。
- ペンチ・爪切り・・・ウィックの先端を切断するのにちょうどよい道具。
- ピンセット・毛抜き・・・ウィックや中綿を交換する時に使用すると便利。
オイル注入の方法
ライター用のものなら他社製のものを用意していただいても構いませんが、火の付き具合や燃費が悪くなる可能性があります。十分な性能を発揮させるためには、ZIPPO社の純正オイルの方がよいでしょう。 以下、オイル注入の手順を紹介します。
インサイドユニットを取り出す まずは外側のケースからインサイドユニットを引き抜きぬきます。
オイルを入れる インサイドユニットの底面にあるフェルト・パッドの端をめくり、オイルを入れます。中綿に染み込ませる感じでゆっくりと入れていきましょう。注入量の目安は持っていてオイルの重みが感じられるぐらいです。(見た目には、中綿が湿ってきたとわかる程度)
インサイドユニットを元に戻す フェルト・パッドを元に戻し、オイルが漏れないようにインサイドユニットを慎重にケースに戻します(オイルの注入量が多い場合、下から垂れる場合があります)
銅上のテーブルメキシコ
ワンポイントアドバイス
オイルを注入する量が多すぎると、ウィックを通した穴からオイルが漏れる恐れがあります(注入中は逆さにしているため) オイルが漏れてしまうと、着火の際に漏れたオイルに引火してしまい危険です。
オイルが漏れてしまった際は、ZIPPOを正方向で立ててしばらく乾燥させましょう。
フリント交換の仕方
フリントもZIPPO社純正のものを用いるようにしましょう。まれに他社製のフリントが売られていますが、着火石としての硬度が違い、ホイール故障の原因になる可能性があります。
インサイドユニットを取り出す まずは外側のケースからインサイドユニットを引き抜きます。
フリントスプリングを取り出す インサイドユニットの底面にあるネジをゆるめ、フリントスプリング(長いバネのようなパーツ)を引き抜きます。ネジには溝があるので、マイナスドライバーや硬貨、ZIPPOケースの端側でゆるめるとよいでしょう。
消耗したフリントを取り出す チューブ(フリントを押し込んでいる管)を下に向けて軽くたたき、奥にある消耗してしまった古いフリントを取り出します。消耗して薄くなっているフリントを残しておくと、新しいフリントとホイールの間に挟まり、ホイールが回らなくなる可能性があります。
新しいフリントを入れる 新しいフリントをチューブに挿入し、フリントスプリングを元に戻します。この時、あまりネジを締めすぎないように(ネジやスプリングの故障を避け、次回の交換時にネジをゆるめやすくするため)
着火してみる インサイドユニットをケースに戻し、無事に着火するか試してみましょう。
新しいホイールが馴染むまではホイールが回りにくいかもしれませんが、数回の着火でスムーズに回るようになります。どうしてもホイールが回らない場合は、フリントスプリングを少しゆるめてみてください。
スポーツブラのために測定する方法
ワンポイントアドバイス
底のフェルト・パッドをめくり、綿の間に予備のフリントを保管しておくと、いざという時に便利です。
ウィック(芯)交換の方法
オイルやフリントと比べると扱っている店は少ないかもしれませんが、ウィックもZIPPO社から純正品が出ています。
インサイドユニットを取り出す 外側のケースからインサイドユニットを引き抜きぬき、フェルト・パッドを外します。完全にフェルト・パッドを外した方が作業をしやすいので、作業の際はフリントスプリングも一緒に外してしまいましょう。使用中のフリントも取り出してください(取り出した際に、なくしてしまわないように注意)
中綿を取り出す フェルト・パッドを外すと中綿が出てくるので、ピンセットなどで取り出します。
古いウィックを取り出す 中綿を取り出し終えたら、古いウィックを取り出します。短く消耗してしまい取り出しにくい場合は、ピンセットやペンチを使うと便利。取り出しにくい場合も強く引っ張るだけで外すことができます。
新しいウィックを入れる 新しいウィックを入れます。ウィックを少し回しながら穴に通すと入れやすいでしょう。外側(ライターの上)から入れ、内側から引っ張ると簡単に交換を行うことができます。
ウィックの長さを調整する ウィックの長さを調整します。着火部分をチムニー(風防)の上に出ない程度に整えましょう。チムニーのトップより1~2mm下がベストです。
中綿を元に戻す 中綿を詰め直す時には、設定したウィックの位置が狂わないようにゆっくり詰めましょう。ウィックが綿の間に弧を描くような状態になると、オイルの伝達がスムーズになり火が付きやすくなります。
インサイドユニットを元に戻す 綿を詰め終わったら、フェルト・パッドとフリント、フリントスプリングを元に戻してください。
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ワンポイントアドバイス
底のフェルト・パッドをめくり、綿の間に予備のフリントを保管しておくと、いざという時に便利です。
中綿の交換方法
オイルやフリントと違い、中綿は交換用の純正品がありません。ですが、ライター用として市販されている綿であれば問題ないので、安心して交換してください。
インサイドユニットを取り出す 外側のケースからインサイドユニットを引き抜きぬき、フェルト・パッドを外します。フェルト・パッドを完全に外した方が作業をしやすいので、この時にフリントスプリングも外してしまいましょう。使用中のフリントも取り出します。(取り出した際は、なくさないように注意)
古い中綿を取り出す フェルト・パッドを外すと中綿が出てくるので、ピンセットなどで取り出します。
新しい中綿を入れる 新しい中綿を詰めてください。この時、フェルト・パッドを納めるためのスペースは空けておきます。
ワンポイントアドバイス
中綿の詰め込み過ぎには注意。スムーズにオイルが伝達せず、火が付きにくくなってしまうことがあります。
火付きが悪い時
オイルやフリントを交換したのに火付きが悪い時には以下のような項目をチェックしてみるとよいでしょう。
ウィック(芯)が汚れていないか?
ウィックが汚れていると火花が付きにくいので、汚れを落としましょう。綿棒などを使用すると便利です。
ウィックの先端カット
ウィックの汚れがひどい時や古くなっている時は、交換前に先端部分をカットしてみてください。
まず、ペンチやピンセットでウィックを少し引っ張り出し、黒ずんでいる部分をカットします。最近のZIPPO社純正ウィックは針金が巻き付けてあるため、ハサミではなくペンチや爪切りを用いるとよいでしょう。
ウィックが固まりすぎている
ウィックの先端部分が固まりすぎているのもよくありません。 ウィックの交換時は先端が細い方が穴に通しやすいのですが、ある程度先端がばらけている方が火を付けやすいのです。固まって火が付きにくいウィックは、ペンチの先などで先端をほぐすとよいでしょう。 なお、先端のばらけ具合により、炎の形をある程度調整できます(先端をまとめていれば炎は細長く、ばらけていれば太く短い炎になります。)
純正品以外を使っている
オイルやウィック、フリントなどの交換可能部分に他社製のものを使っていませんか?大抵は使用に支障はありませんが、まれに性能が落ちることあります。不便を感じるようなら純正品に交換してみてください。
ホイールの劣化
相当使い込んだ場合ですが、ホイールの劣化により火付きが悪くなる可能性もあります。この場合は、ZIPPO社に修理を依頼するしかありませんが、ZIPPOは永久無償保証なの安心してください。
永久無償保障制度とは
ZIPPOライターは、故障が発生しても無償修理を受けることができます(修理不能の場合は同等品と交換) ただし、ケース表面の傷など機能に支障のない部分に関しては無償保証の対象外です。
日本ではジッポーサーヴィスが無償保証の受付窓口です。不具合が起きた場合は以下までお問い合わせください。
ジッポーサーヴィス
〒491-0376
愛知県一宮市萩原町串作水絶36
TEL:0586-69-2276 受付10:00~17:00(土日祝・休)
詳しい郵送方法は「商品のご返品・交換の流れ」を参考にしてください。
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